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 湖水の収束・発散

 
 ある場所に水が集まってくる現象を「収束(convergence)」、広がってゆく場合を「発散(divergence)」と呼びます。きわめて弱い流れですが、時間が経過すると収束によってゴミや植物プランクトンなどが筋条に集まってきます。琵琶湖では赤潮やアオコの集積機構として重要です。

 比較的風の強い日に湖面を観察すると、波の進む方向に白い泡が筋状にならんで見えます。これはラングミュア循環という水の収束・発散によって波しぶきが集積した結果です。びわ湖では約10m間隔で見られることが多いようです。

 また、雨の日に川面に複雑な模様が浮かぶのも、細かな収束・発散が生じているためです。

 収束・発散、およびそれに伴う鉛直流を実測することはかなり厄介です。実用的には、いくつかのブイを湖に放流し、それらの位置を時間的に追跡し、ブイで形作られる三角形の面積の時間変化を求めることです。もし、面積が減少していれば「収束」で、増加すれば「発散」です。これによって鉛直流速も計算されますが、通常は10-3cm/secのオーダーです。

 


赤潮の集積に関連した情報が、
Okamoto & Endoh (1981):"Accumulation mechanism of "red tide" plankton in Lake Biwa, Japan"
   Vehr. Internat. Verein. Limnol., 21
 にあります。


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